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2018年6月30日 (土)

万引き家族

是枝監督の作品をすべて観たわけではないけれど、

どの作品も心に響き、目に焼きつくものばかり。

 

中でも 歩いても歩いても  はとりわけ心にずしりとくるものがあり、

そのうちにもう一度、と思っています。 

そのうち、というのは年老いた親との関わりが切なく描かれていて、

今見たら前よりも更にくるものがありそうで、少し怖くて。

 

 

今回、カンヌのパルムドールを 万引き家族  が受賞したということで、

かなりの人が劇場へ足を運んだのでないでしょうか。

 

遅ればせながら私も先日。

W杯の観戦で若干の寝不足状態ではありましたが、全くもって眠気は

襲ってきませんでした。

まだ観ていない方もいらっしゃるのでネタバレなしで感想を書きます。

ご安心くださいね。

 

これまで様々な家族のかたちを描いてきた是枝監督ですが、

今回はニュースに出てくるような事件がふんだんにぶっ込まれた

家族のお話。

 

監督が考える日本社会への問題提起なのではないかと。

そして、この映画を沢山の人が観ることで、個人や何らかの組織が動き

変わってくれたら、という想いを感じました。

 

その想いを演じた役者さん達のなんと素晴らしいことか。

樹木希林さんや安藤サクラさんらの凄みのある演技や、子どもたちの

澄んだ瞳、脇役にも魅力的な方々がズラリ。

 

世の中、結果だけを見て判断や処理をされてしまうけれど、それまでの過程に

想像を膨らますやさしさも忘れてはいけないな、と改めて思いました。

性善説を信じたいというか……。

 

そして子どもには教育が必要だということ。

可能性を奪ってはいけなくて、貧しいとか裕福とか関係なく、本当の

意味での家族が必要だということ。

子ども達のたくましさに期待したくてたまらない、そう思う作品でした。

 

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ことば塾 を運営する佐藤さんはおっしゃいました。

子どもの居場所が必要、と。

そしてこども食堂=貧しい家庭の子が行くところ、という

イメージでを覆したいということ。

その想いから、月一で子ども食堂も始められて、

次回は7月29日の日曜日だそうです。

  (※7月8月はお休みとのことでした。)

やさしさが集まった会に一度行かれてみてはいかがですか?

子どもだけ、親子さんや大人だけでもOKなのだとか。

 

すでに動いているお客様がいらっしゃって、賛同する気持ちはある

ものの、なにもできておらず……。

まずはこの記事を書くことかな、と思いまして。

 

  

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